【活動報告】3年ぶり開催!『VESA PlugTest 2022 Taiwan』開催・参加のご報告

先月2022年12/5(月)~12/9(金)の5日間、Video Electronics Standard Association(以下VESA)と共同運営イベント「VESA PlugTest 2022 Taiwan」が、無事に終わりました。今回は3年ぶりの開催となりますので、世界各地から様々なメーカー関係者が過去と比較して倍以上参加していただけることとなり、ディスプレイの市場要望とニーズの高さを再確認することができました。

▲VESA PlugTest 2022イベント様子

アリオンはVESA認定の認証機関として、ベンダーの製品試験の実施を支援するだけでなく、最新規格DisplayPort 2.1に関する情報などを講演し、この場で幅広い範囲で業界間の交流を深めることができました。VESAのコンプライアンスプログラムマネージャであるJim Choateは次のようにコメントしました。「DisplayPort対応製品間の接続性および品質を確保するために、試験装置ベンダーの貢献により、VESA はDisplayPort2.1対応デバイスに向け関連認証試験の体制を備えています。」

▲(左)アリオンのロゴ認証およびハードウェア製品向け技術センターマネージャーであるLexus Lee氏 (右)VESA規格認証マネージャーであるJim Choate氏

またアリオンのロゴ認証およびハードウェア製品向け技術センターマネージャーであるLexus Leeは、参加者の交流会でVESA AdaptiveSync規格についてテスト実績を共有しました。VESA Certified AdaptiveSync Displayロゴは、2022年リリースされた規格で、より高いリフレッシュレートと低遅延パネル性能に重点を置いたゲーミングモニター向けに開発されたものです。アリオンの実際のテスト経験とテストデータにより、現在実測したモニターがこの認定テストに合格する確率は50%しかありません。わずか50%の合格率というテストコアとなる項目が「フリッカーテスト(Flicker test)」です。この場で関連技術のトレンドや設備に関する最新情報なども、幅広い範囲で業界間の交流を深めることができました。

  • VESA AdaptiveSync認証についてご興味のある方は、以下の関連記事を併せてご覧ください。

技術記事:VESA AdaptiveSync技術と実測経験について

アリオンは、VESA DisplayPortだけでなく、VESA ClearMR、DisplayHDRなどといったVESA関連認証試験を実施することが可能です。今回のVESA PlugTestイベントを通じて、DisplayPort 2.1エコシステムにおける製品の機能性と相互運用性(Interoperability)、そして製品の持つパフォーマンスを今後より一層確保されていきます。

VESA関連認証プログラムについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

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