テスト効率をより向上!アリオン製HDMIテストコントローラ『AJSC-1X』を4月より販売開始
【ニュース】テスト効率をより向上!アリオン製HDMIテストコントローラ『AJSC-1X』を4月より販売開始 業種、製品ごとに第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)は、2024年3月11日にAOCケーブルに対応する「AJSC-1X」を発表します。本日よりご注文の受付を開始し、4月頃、順次出荷・販売を予定しております。 図:外観では従来のシルバーホワイトをベースとしたAJSC-1とは異なり、「AJSC-1X」は少し穏やかな印象を与えるカラーのひとつとしてブラックを採用した。 高周波・高速伝送インターフェースのアプリケーションでは、測定をするにはテストフィクスチャが不可欠なものです。アリオンは長年にわたり、主要な規格標準化団体や幅広い業界向けにテストフィクスチャまたはテストソリューションの研究・開発に取り組んでおります。今回、拡大を続ける市場ニーズに応えるべく、その蓄積してきた品質基準による高信頼部品の選定やテストノウハウを活用し、「AJSC-1X」を開発しました。4月より正式に販売開始する「AJSC-1X」は、前モデルの小型・軽量化で操作しやすい特徴を維持しつつ、アクティブ光ケーブル(AOC: Active Optical Cable)の測定の制御にAJSC-1X 1台で対応できるようにしたことで、メーカーが高速HDMIケーブルに要求される高い性能と信頼性を確保でき、より効率的で高品質なHDMIテストを実現します。 図:「AJSC-1X」と前モデル「AJSC-1」の比較表 アリオンは、HDMIフォーラム認定の認証試験機関として、長年にわたり主要な製品ブランドや設計メーカーと密接に協力してきました。業界をリードする専門家チームや高周波・高速テスト環境、豊富な実績を柱とするアリオンは、規格要件に準拠しながらユーザーの期待にも応え、実際に製品が利用される中で最良なパフォーマンスを発揮できるよう、HDMI認証試験サービス、専門的なテストフィクスチャ、技術コンサルティングなどを提供し、より迅速、簡単、良いリューションでHDMI認証取得と製品の性能を向上できるよう支援します。 AJSC-1Xについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/ajsc-1X/ HDMIについて HDMI (High-Definition Multimedia Interface)は高解像度ビデオおよびデジタル・オーディオに対応した、CE業界におけるマルチメディア・インターフェースの業界標準規格です。HDMI規格に対応した機器は、HD規格の映像・音声信号を、HDMIケーブルを介して送受信します。HDMIに関する最新情報や詳細については、HDMI公式サイトをご覧ください。 アリオン株式会社 概要 アリオンは創業以来、IT/家電製品を始めとした認証・検証を事業の柱としています。30年以上のテスト検証経験を積み重ね、検証業界をリードする測定能力により、製品開発の各段階で業種、製品ごとに総合的なテスト・ソリューションおよびコンサルティングを提案することが可能です。製品仕様の策定や、ユーザー体験向上の支援、AI自動化の導入、品質管理、ロゴ認証の取得などに対応でき、最新の技術動向に追随しながら、業界最高レベルの品質向上・開発支援サービスを提供しています。 ※本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【メディア掲載】Matterに関するインタビュー記事が月刊テレコミュニケーション2024年3月号に掲載されました
【メディア掲載】Matterに関するインタビュー記事が月刊テレコミュニケーション2024年3月号に掲載されました アリオンの代表取締役社長 中山 英明とMatter研究課 技術統括部次長 三島 デンバーが月刊テレコミュニケーションよりインタビューを受け、2024年02月22日発行の月刊テレコミュニケーション3月号に掲載されました。 「Matter1.0」のリリースから1年ほど経過した今、市場の変化や大手プラットフォーマーの動向、国内メーカーの最新情報などが掲載されています。本記事の内容についてご興味がある方は月刊テレコミュニケーション2024年3月号の記事をご覧いただくか(有料)、アリオンまでご連絡ください。 ■掲載媒体:月刊テレコミュニケーション ■発行日:2024年02月22日(木) ■掲載記事:スマートホーム標準「Matter」の現在地 NTT東日本やパナソニックも取り組みを本格化 ■記事リンク(内容の一部のみ公開):https://www.telecomi.biz/book/TC2024_03/index_h5.html#10 ■アリオンのMatter認証・コンサルティングサービス:https://www.allion.co.jp/certification/matter/ アリオンはMatter認証試験機関として、テスト業界をリードしてきた専門技術とテストノウハウにより、数多くのMatter製品への認証取得を支援し続けています。 【ニュース】パナソニック社製のルームエアコン、世界初のMatter 1.2認証をアリオンで取得 【ニュース】UEI社製のQuickSet® Cloud、Matter認証をアリオンで取得 また、Matter認証だけでなく、IoT分野でよく利用されるWi-Fi、Bluetooth®、Thread、Wi-SUN、HDMI、DisplayPortなどの認証試験および技術コンサルティングサービスもワンストップで提供します。製品設計から、デバッグ支援、生産管理、自動化導入など、産業別検証ソリューションとコンサルティングサービスに対応でき、お客様に開発設計や生産品質の向上に貢献いたします。 無線技術に加え、ビデオ・オーディオ機器関連製品によく利用されるAlexa Voice Service、HDMI、HDCP、HDR10+、8K、IMAX® Enhanced、OCF、UPnP+、DLNAなどといった様々な認証試験を提供し、業界最高レベルの品質向上・開発支援サービスを提供し続けてまいります。 本記事またはMatter 認証・コンサルティングサービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/matter/ ※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【ニュース】次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi CERTIFIED 7™」の詳細と認証要点
【ニュース】次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi CERTIFIED 7™」の詳細と認証要点 Wi-Fi®業界をリードする業界団体Wi-Fi Alliance®は、2024年1月8日に次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi CERTIFIED 7™」を発表しました。IEEE 802.11テクノロジーを基盤にするWi-Fi CERTIFIED 7は、IEEE 802.11be Extremely High Throughput (EHT)とも呼ばれ、2.4 GHz、5 GHz、6 GHz帯をサポートします。MLO(マルチリンク オペレーション)を通じて、スループットを効果的に数倍向上させることが可能です。長年にわたり無線検証の分野で豊富な実績を保有するアリオンは、Wi-Fi Alliance公認の試験機関として、今回発表した内容をまとめ、認証プログラムの要点と合わせて説明します。 Wi-Fi CERTIFIED 7™の特徴と機能 Wi-Fi CERTIFIED 7™の特徴は以下のとおりです。 1. 理論的な観点でWi-Fi 6よりスループットが4倍の速さ 2. 複雑なネットワークでも優れた効率を実現 3. 遅延の改善 4. 伝送での安定性と信頼性が向上 5. 消費電力の低減 Wi-Fi CERTIFIED 7™は下記の機能が含まれることで、こちらの特徴を実現できるようになります。 1. MLO(Multi-Link Operation、マルチリンク オペレーション) 複数のリンクでデータの送受信を同時に行えるようになります。 2. 320 MHz超ワイドチャネル チャンネル幅を320MHzまで拡張し、より広いチャンネルでスループットを提供します。 3. 4K QAM Wi-Fi 6の1024 QAMよりも20%高い伝送速度で効率向上を実現します。 4. 512圧縮Block ACK データ送信の効率向上を実現します。 5. 単一STAへのMRU(Multiple RU) スペクトルリソースのスケジューリングの柔軟性が高まり、スペクトル効率が向上します。 従来のOFDMA技術を採用する他、Wi-Fi 7には、マルチアンテナ設計、MLO、およびマルチユーザーMU-MIMOが含まれ、より多くのユーザーへの同時高速通信が可能になります。さらに、強化されたネットワーク・セキュリティ(WPA3)とよりスムーズなチャネル・アクセス管理を実現するQoS管理をサポートし、緊急警報の情報を優先的に送信できるようにするEPCS(Emergency Preparedness Communication Services、緊急警報用通信サービス)にも対応します。 これらの進化により、将来のワイヤレスネットワークはより柔軟で効率的な活用が期待されます。 Wi-Fi CERTIFIED 7™認証取得の要点 Wi-Fi CERTIFIED 7™ の認証を取得するには、Wi-Fi 7テストだけでなく、下方互換性とセキュリティ関連のテストに合格する必要があります。必須の試験項目が以下です。 Connectivity Wi-Fi CERTIFIED 7™ Wi-Fi CERTIFIED 6™ Wi-Fi CERTIFIED™ n Wi-Fi CERTIFIED™ ac Security Wi-Fi CERTIFIED WPA3™ Wi-Fi CERTIFIED WPA2™ Wi-Fi Enhanced Open™ (6E device if 2.4GHz/5GHz support OPEN security) Protected Management Frames Security ...
【ニュース】近日登場!Wi-SUN FAN Ver 1.1認証プログラムに関するお知らせ
【ニュース】近日登場!Wi-SUN FAN Ver 1.1認証プログラムに関するお知らせ 総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオンは、30団体以上の認証試験機関として常に最新技術情報を把握してお客様にお届けします。現在、Wi-SUN FAN(Field Area Networkの略)Ver 1.1の仕様策定が進められており、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)の導入やLFN (Limited Function Node)への対応といった機能拡張が実装されることにより、Wi-SUN FANの通信性能と応用の拡大が期待されます。本記事でWi-SUN FAN Ver 1.1についてまとめていきます。 Wi-SUN 試験実施を検討されるお客様、Wi-SUN製品の開発担当者のお役に立てれば幸いです。 OFDMの特徴 1. 周波数利用効率の向上:OFDMは、多くのキャリア波(サブキャリア)を同時に使用し、それぞれが独立してデータを伝送することができるため、高い周波数利用効率を実現します。 2. マルチパス伝送に対する耐性:OFDMはマルチパス伝送に対しより強い抵抗力を持ち、通信信号が異なる経路で伝送することでマルチパス伝送による通信品質への影響を低下させます。 3. 高いノイズ干渉防止力:OFDMの構築により異なる通信状況に応じて適切なビットレートを選択でき、通信の信頼性と効率を向上させることができます。 4. 大容量のデータ伝送を実現:OFDMは周波数利用効率やマルチパス伝送に対する耐性の向上により、大容量のデータ伝送を実現できることで、関連アプリケーションシーンにおける活用が期待されます。 LFNの特徴 1. 低い周波数帯域を使用するネットワーク末端のデバイスを数多く設置可能:LFNによるWi-SUN FAN 1.1では超低消費電力デバイスにより適応します。これらのデバイスは通常、ワイヤレスセンサーやスマートホームデバイスなどです。 2. 柔軟なネットワーク拡張:LFNのサポートにより、より柔軟なネットワーク拡張が可能です。新しいエンドデバイスをWi-SUN FANネットワークに簡単に接続できるため、ネットワークの拡張性が向上します。 3. 幅広い分野に対応:LFNのサポートを通じて、Wi-SUN FANは、スマートシティ、スマート農業、スマートホームなどといった低消費電力と長距離通信を必要とするシーンにより幅広く活用されます。 4. より優れたエンドポイント管理:端末デバイスの管理と監視が改善されることで、端末の正常動作と省エネ効果が期待できます。 上記の計画の方向性から、Wi-SUNがスマートグリッドをベースとした成功経験を、水道メーターやガスメーター、その他関連するスマートメーター市場にも拡大していくことがわかります。また、より高い伝送速度をサポートすることで、配電オートメーションに関連する制御アプリケーションの柔軟性が向上し、スマート街灯、スマートシティ、スマートユーティリティ、IoTネットワークのセンサーなど競争力の向上に貢献します。Wi-SUN FAN 1.1に関する規範は現在ブラッシュアップ段階で、早ければ2024年中に認証プログラムがリリースされる見込みです。 アリオンはWi-SUN FAN認定の試験機関(AVL)として、多くのベンダーのWi-SUN FAN認証取得サポートをいたします。お客様の製品がWi-SUN基準に一致するよう、ご満足いただけるサービスを提供します。 Faster、Easier、Better ― 最も信頼できるWi-SUN FAN製品のコンサルティングサービス Faster ー より迅速 アリオンは主要な無線認証と規格の技術パイオニアとして、各協会と緊密な関係を築いており、関連RFテスト設備を完備しております。Wi-Fi、Bluetooth®、LoRaWAN、Wi-SUNなどの認証プログラムの提供とコンサルティングサービスに加え、バグ分析にも対応でき、市場で迅速なプロモーションを確実に行うことができます。 Easier ー より簡単 検証や製品テストに関連した経験を持たないメーカーにとって、製品設計プロセスにおいてある程度のリスクに直面します。アリオンの総合的なワイヤレス製品検証ソリューションを通じて、製品開発担当者のワイヤレス製品やアンテナ設計の検証をサポートすることで、高品質な精度を維持できます。 Better ー より正確 試験効果の最適化のため、アリオンはお客様の製品に応じた試験計画を提案し、認証標準より厳しい検証ソリューションを提供することで、激しい市場において競合他社との差別化に貢献します。 関連の検証テストサービスについてより詳しい情報をお求めの場合は、アリオンのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。 ※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【ニュース】奕斯偉日本株式会社(イシウェイ・ニホン 英文社名:ESWIN Japan Inc.)、アリオンと共同で日本市場向けTV現地フィールドテストを実施
【ニュース】奕斯偉日本株式会社(イシウェイ・ニホン 英文社名:ESWIN Japan Inc.) アリオンと共同で日本市場向けTV現地フィールドテストを実施 奕斯偉日本株式会社(イシウェイ・ニホン 英文社名:ESWIN Japan Inc.)(本社:京都市、代表取締役:飯塚 康夫、以下 ESWIN Japan)は、アリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下アリオン)の勝島テストセンター及び日本の各都市にて、日本市場向けTV 現地フィールドテストを2022年から開始、2023年も継続して実施いたしました。 当テストの目的は、フィールドの電波状況により、テスト対象デバイス(DUT)に想定外の動作が現れないか確認することです。アリオンは以下の3点によりESWIN JAPANのフィールドテストを支援しています。 1.テスト場所の選定を支援 日本全国の複雑な電波環境の場所についてアリオンは蓄積された経験により熟知しているため、最適な環境試験の場所の提案が可能です。 2.試験実施のノウハウ(機材設置場所の選定、確保、設営)による支援 各地を巡回する工程の作成、手配、管理の提案が可能です。 3.ラボでのストリームを使用した試験 フィールド試験の前提となるストリームを使用した試験をラボで提供可能です。 また、フィールド試験で機能上の不具合を発見した際は、ラボで再現可能です。 アリオンは引き続き当分野の検証及び各種技術支援を通じて、ESWIN Japanを支援してまいります。 TV 現地フィールドテストサービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/smart-tv-lab/ ■ 奕斯偉日本株式会社(ESWIN Japan Inc.) 代表者: 代表取締役 飯塚 康夫 所在地: 京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町28-2 大和証券京都ビル501号室 設立: 2020年9月 事業内容: 北京奕斯伟计算技术有限公司(Beijing ESWIN Computing Technology Co.,Ltd.)は、RISC- Vを基盤とした新世代コンピューティング・アーキテクチャのICおよびソリューション・プロバイダーです。当社はその日本法人として、マルチメディアシステム、ディスプレイ・インタラクション、スマート・コネクティビティ、車 載システム、パワー・マネージメント等の分野におけるICおよびソリューションをお客様に提供しています。 会社URL: https://www.eswin.co.jp/ ■ アリオン株式会社 代表者: 代表取締役 中山 英明 所在地: 東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル4階 設立: 2002年4月 事業内容: - 総合的な第三者検証ソリューションの提供 - 企業や標準団体等の各種ロゴ認証試験(USB, HDMI, Wi-Fi, Bluetooth, HDR10+等) - ハードウェア・ソフトウェア製品全般に関する品質保証テストおよび関連情報サービス - 製品開発・品質保証に関する検証ツールの開発および販売 会社URL: https://www.allion.co.jp/ ※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【ニュース】アリオン・バッファロー・MediaTek、Wi-Fiルーター「WXR18000BE10P」が国内メーカー初(※1)のWi-Fi CERTIFIED 7™認証取得であることを共同発表
【ニュース】アリオン・バッファロー・MediaTek、Wi-Fiルーター「WXR18000BE10P」が国内メーカー初(※1)のWi-Fi CERTIFIED 7™認証取得であることを共同発表 第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下アリオン)のグループ本社であるAllion Labs, Inc.(本社:台湾・台北、CEO : Summer Chien、以下Allion)は、メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:日本・愛知県名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)、MediaTek Inc.社(本社:台湾・新竹、CEO:Ming-Kai Tsai、以下MediaTek)と共同で、2024年1月9日に、国内メーカー初(※1)のWi-Fi 7 ルーター製品として認定されたことを発表しました。この度の連携を礎として、Wi-Fi CERTIFIED 7™の認証取得に貢献できたことは貴重な実績となります。 図:Wi-Fi CERTIFIED 7™認証取得したバッファロー社製のルーター親機フラッグシップモデル「WXR18000BE10P」(提供元:バッファロー) Wi-Fi Allianceが策定したWi-Fi 7™規格は、2.4GHz、5GHz、6GHzの帯域を使用し、6GHzでは最大320MHzの帯域幅を利用できるようになります。通信速度は前世代であるWi-Fi6/6Eの最低でも2倍に向上します。このほか、AR/VR/XR、クラウド・コンピューティングなどにおいてスループットの向上や遅延の低減が期待できるマルチリンクオペレーション(MLO)や、より高い伝送を実現する4K QAMが利用可能になります。Wi-Fiの規格はより高速かつ複雑になりつつあり、それに伴いWi-Fi認証試験における要求事項が増え、テスト時間も大幅に増加しています。本認証試験は、Wi-Fi CERTIFIED 7™プログラムの基準に従ってアリオンで実施されました。今回お客様の要望に応えるため、アリオンは最先端の試験設備と専門的テスト経験を通じて、短時間で認証取得を支援しました。 株式会社バッファロー 取締役 田村 信弘は次のように述べています。「私どもバッファローは、日本国内におけるネットワーク製品とサービスのトップ企業として24年間の実績があり、常に新しいWi-Fiテクノロジーをいち早く実装してきました。今回も、Wi-Fi 7の幕開けと共に商品をリリースいたしますが、皆様に安心してお使いいただけるよう、アリオン株式会社の協力を得てWi-Fi CERTIFIED 7™の認証プログラムを完遂し、晴れて認証を取得することができました。今後もバッファローは、新テクノロジーを安心して多くの皆様に利活用いただけるよう、商品開発を進めてまいります。」 アリオンの代表取締役社長である中山英明氏は次のように述べています。「我々は、長年蓄積してきた無線に関する専門知識と実績を活用することで、変化が激しい市場でお客さまの競争力強化に貢献できることを大変嬉しく思います。アリオンでは、Wi-Fi やBluetooth、TR-398、ZETA等の無線関連ロゴ認証取得のサポートに加え、お客様の製品が利用される中で最良なパフォーマンスを発揮できるよう、アンテナメカニズムの設計から無線性能検証、実環境のシナリオシミュレーションに至るまで、業種、製品ごとに総合的なテスト・ソリューションおよびコンサルティングを提供することで、より優れた顧客体験を迅速に提供していけるよう、これまで以上に、より一層強力にお客さまへ提供できる価値の向上に努めていきます。」 Wi-Fi CERTIFIED 7™認証またはネットワーク・通信製品向けの検証ソリューションコンサルティングサービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/wi-fi/ ※1 日本で創業した企業が製造及び販売している家庭用Wi-Fiルーターとして。2024年1月9日(火)時点、Wi-Fi Alliance® Product Finderの確認に基づくバッファロー調べ。 ※2 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【お知らせ】年末年始休業のご案内
平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 アリオン株式会社の年末年始の休業日についてお知らせ致します。 【年末年始休業期間】 2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水) 【年始営業日】 2024年1月4日(木) より通常営業 なお、休業期間中にお問い合わせいただきました内容のご返答は、2024年1月4日(木)より順次対応させていただきます。 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 来年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 ...
【ニュース】OpenSync認証内容の更新に関するお知らせ
【ニュース】OpenSync認証内容の更新に関するお知らせ OpenSyncTMは、ハードウェアドライバーとクラウドへの接続間で動作できる唯一のオープンソースフレームワークであり、CPE(Customer Premises Equipment)やコンシューマ向けネットワーク機器に実装され、プログラマブルなサービスを提供、修正を行います。また様々なデバイスとクラウドプラットフォーム間にて円滑に動作することで、インターネット体験をより快適にし、ネット環境の信頼性および安全性への強化を実現します。 2023年11月、最新のOpenSync認証試験の情報が発表されました。アリオンは、OpenSyncTM認証の試験機関として認定以来、多くのお客様のOpenSync認証取得を支援しており、製品がOpenSync仕様に準拠していることを確保しています。今回の発表のポイントは以下となります。 OpenSync 5.6バージョンの新機能 通信事業者のニーズを満たすため、今回発表されたOpenSync 5.6バージョンで新たな機能が追加されました。主な特徴は、新技術の運用や新しいプラットフォームへのサポート、管理の利便性の向上となります。新機能の詳細は以下のとおりです。 Linux SDN (bridge and router mode) WiFi 7 – Preamble Puncturing OpenSync BUS Steer WiFi clients before disabling access point OpenThread Border Router support Report maximal number of access point per radio Dynamic Hitless Topology Change IPv6 Passthrough Support (IPv6+) 5G monitoring Multiple Captive Portal for different SSID's MAP-T and MAP-E support NAT Loopback / Hairpinning FSM: Implement DPI client plugins to replace legacy parsers OSFRV 3.5バージョンの新機能 OpenSync 5.6バージョンのリリースに伴い、OpenSyncTM認証バージョンでは従来のOSFRV 3.4から3.5にアップグレードしました。より多くの機能をサポートするほか、より優れたサービス品質の提供とエンドユーザーの接続安定性を高めるため、OSFRV 3.4バージョンの不具合を修正しました。新たに追加された検証項目は以下のとおりです。 Improved framework stability Additional IPv6 only test cases Additional Guard 2.0 test cases Additional Wifi 6e test cases New App prioritization test cases New SIP-ALG test cases これらの新機能は、以下のOpenSyncTM認証試験の試験項目で検証されます。 Functional Testing ...
【ニュース】パナソニック社製のルームエアコン、世界初のMatter 1.2認証をアリオンで取得
【ニュース】パナソニック社製のルームエアコン、世界初のMatter 1.2認証をアリオンで取得 スマートホーム新標準規格「Matter 1.0」を策定するConnectivity Standards Alliance認定のMatter認証試験機関であるアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs, Inc.(本社:台湾、CEO : Summer Chien)と、家電製品の世界的リーダーであるパナソニック・ライフソリューションズ・インド株式会社(本社:インド共和国 マハラシュトラ州 タネ、以下パナソニック)が、クラウドプラットフォーム「MirAIe(ミライ)」を経由するルームエアコンを試験対象とし、Matter 1.2認証を取得したことを本日(12月26日)発表しました。この重要なマイルストーンの達成は、両社の協業による成功を通じて、お客様に新たなレベルの利便性と効率性を提供することに貢献できました。2024年2月より、Matterプロトコルを搭載したパナソニックのエアコンシリーズが、夏のシーズン直前にインドにおけるすべての主要な販売店およびECプラットフォームで販売される予定です。 Matterは、スマートデバイス間のシームレスな互換性と安全な接続性を可能にする画期的な規格として、異なるメーカーのスマート機器が容易に連携できるスマートホームエコシステムの基盤を確立し、消費者により便利で統合された生活体験を提供します。Matter 1.2認証によって、ルームエアコンを含めた新たな種類のデバイスが対応することになりました。このアップデートは、家電製品がサポート対象になったため、スマートホームの自動化範囲を拡大し、より包括的なスマートホームエコシステムへと拡張することが期待されます。 「アライアンスにとって、アライアンスメンバーが共に開発した技術を消費者が信頼できる製品に応用することを常に嬉しく思っています。このたび、先駆的な設計への揺るぎない献身を示し、Matter 1.2認証を取得したことはパナソニックとアリオンのコラボレーションの成功を強調しています。アライアンスは、IoT分野とスマートホームエコシステムの進化において、両社の取り組みで新境地の開拓に貢献できたことを称賛します。」と、Connectivity Standards Allianceの認証・試験プログラム責任者であるJon Harros氏は述べています。 本認定により、パナソニック社製のルームエアコンはMatterエコシステムにシームレスに統合され、ユーザーはスマートスピーカー、スマートフォン、タブレットなどのMatter対応デバイスからエアコンを制御・監視することが可能です。 図:アリオンのサポートによりMatter 1.2認証を取得したルームエアコン製品イメージ写真(Source: Panasonic) 「アリオンは、パナソニックのルームエアコンを試験対象に、Connectivity Standards AllianceのMatter認証試験機関として認証取得パートナーに選ばれたことを誇りに思います。」アリオンの代表取締役社長である中山英明は、次のように述べています。「パナソニックおよびConnectivity Standards Allianceとのコラボレーションは成功し、当社の信頼できる試験手法と認定ラボとしての能力が実証されました。我々は最先端のIoT技術の成長と普及を推進するよう、さらなるコラボレーション(協業)を期待しています。」 パナソニック・ライフソリューションズ・インドのチーフ・イノベーション・オフィサーであるManish Misra(マニッシュ・ミスラ)氏は、次のようにコメントしています。「私たちのビジョンは、スマートテクノロジーによって消費者の日常生活を向上させるイノベーションをもたらすことです。2020年にスマートホームプラットフォーム「MirAIe」をリリース以来、エアコンを購入する者の70%がこのプラットフォームを利用することがわかりました。そして今、インド初のMatter対応ルームエアコンを発売することで、MirAIeプラットフォームを次のレベルに引き上げています。インド・イノベーションセンターは、パナソニックにおいて多くのイノベーションの最前線に立ちます。Matterを通じて、幅広いテストを行ったことで、スムーズな相互互換性の提供、ユーザー体験をより快適にし、信頼性および安全性の確保などをアップグレードされたMirAIeプラットフォームの経由で実現できることを嬉しく思います。」 MirAIeはコネクテッドリビング体験を強化するために設計された革新的なプラットフォームであり、消費者は、MirAIe専用アプリを通じて、Matter対応エアコンを制御することができます。MirAIeとMatterの互換性は、日常生活を向上させるために、将来性のあるスマートでコネクテッドな体験を消費者に提供するというパナソニックのコミットメントを反映しています。近い将来、MirAIeを利用することで、ユーザーはエアコン、冷蔵庫、洗濯機など、ブランドに関係なく幅広いスマート家電をシームレスに制御・監視できるようになります。 アリオンは、Connectivity Standards Alliance と密接に連携し、お客様がMatter製品の適格性を検証できるよう専門的な経験と知識を提供しています。また、Wi-Fi、Bluetooth®、ThreadなどのMatter関連認証の試験機関でも認定されました。 Matter認証試験についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/matter/ パナソニック・ライフソリューションズ・インド株式会社 概要 世界中の家電製品、住宅、自動車、産業、通信、エネルギー分野の幅広いアプリケーション向けに革新的な技術とソリューションを開発する世界的リーダーであるパナソニックグループは、2022年4月1日付で、パナソニックホールディングス株式会社を持株会社とし、その傘下に8社を置く事業会社制に移行しました。1918年に創業したパナソニックグループは、「人と社会の豊かさを実現する」という創業の精神に基づき、新たな価値の創造と持続可能なソリューションの提供に取り組んでいます。2023年3月期の連結売上高は約8兆5,000億円。パナソニック・ライフソリューションズ・インド(PLSIND)は、パナソニックホールディング株式会社(PHD)の子会社です。PLSINDの詳細は https://www.panasonic.com/in/ をご覧ください。 Connectivity Standards Alliance 概要 Connectivity Standards Alliance(コネクティビティ・スタンダード・アライアンス)は、モノのインターネット(IoT)の基盤であり、未来です。2002年に設立され、幅広いグローバルなメンバーは、日常生活、仕事、エンターテインメントを変える製品の発展を推進するよう、オープンスタンダードを立ち上げ、共同協力しています。メンバーたちの深く多様な専門知識、強力な認証プログラム、オープンなIoTソリューションにより、アライアンスはより直感的で想像力に富み、便利な世界への動きをリードしています。Connectivity Standards Allianceの詳細はhttps://csa-iot.org/ をご覧ください。 アリオン株式会社 概要 アリオンはIT、自動車、IoT、家電業界向けにカスタマイズされた試験や認証、検証、コンサルティングサービスを提供する国際的なエンジニアリング企業です。Connectivity Standards Allianceに認定されたMatter認証試験機関、および認証・検証業界のリーダーとして、高品質で信頼性の高い製品を市場に提供するソリューションを支援しています。詳細はhttps://www.allion.co.jp/ をご覧ください。 本リリースに関するお問い合わせ先 ■報道関係の方 アリオン株式会社:marketing-info@allion.co.jp パナソニック:rachamalla.pritesh@in.panasonic.com Connectivity Standards Alliance:Press@csa-iot.org ※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...
【ニュース】アリオン、Thunderbolt™ 5 Host認証プログラムの試験機関として認定
【ニュース】アリオン、Thunderbolt™ 5 Host認証プログラムの試験機関として認定 第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs, Inc.(本社:台湾、CEO : Summer Chien、以下「Allion Labs」)が、11月9日にインテル社よりThunderbolt™ 5 Host認証プログラムの試験機関として認定されたことをお知らせいたします。これに伴い、表題の試験に対する認証試験及び技術コンサルティング等の総合的な第三者検証サービスの提供を開始致します。 インテル社は9月12日に次世代のThunderbolt™テクノロジーとなる「Thunderbolt™ 5」を正式発表しました。Thunderbolt™ 5は、前世代のThunderbolt™ 4に比べて帯域幅が40Gbpsから80Gbpsに拡大、またBandwidth Boostにより最大120Gbpsをサポートします。さらにUSB4 Version 2.0、DisplayPort 2.1、PCI Express Gen 4をはじめとする業界標準規格に基づいて設計されており、完全互換性を確保しています。 図1:USB仕様とThunderbolt™ 3~5の帯域幅の転送速度を比較(出典:インテル社) Thunderbolt™ 5について 図2: Thunderbolt™ 4との比較(出典:インテル社) 総帯域幅の拡大に加え、ほかの特徴をまとめました。 1. ユーザーの帯域幅向上への要望を満たすため、Bandwidth Boostにより3組の送信ラインと1組の受信ライン(3TX + 1RX)を可能にし、従来の対称プロトコルである2組の送信ラインと2組の受信ライン(2TX + 2RX)の制限を解消 2. 標準で80Gbps、Bandwidth Boostにより最大120Gbpsで送信可能 3. DisplayPort 2.1伝送に対応し、映像の帯域幅を大幅に向上 4. Thunderbolt™ 4、Thunderbolt™ 3、USB4 Version 2.0、USB 3.X、USB 2.0との完全互換性を確保 5. PCI Expressデータ・スループットは従来の32Gb/sから2倍の64Gb/sを実現 6. DisplayPortのビデオストリームは従来の4K@60Hz×2画面から4K@144Hz×3画面に拡大 Thunderbolt™ 5 Host認証プログラムについて Thunderbolt™ 5はThunderbolt™ 3および4と互換性があるため、Thunderbolt™ 5 Host認証プログラムにはThunderbolt™ 5だけでなくThunderbolt™ 4およびその他の関連試験を実施することが必須です。Thunderbolt™ 5 Host認証試験項目は以下の図3のとおりです。 図3: Thunderbolt™ 5 Host認証試験項目 膨大かつ複雑なThunderbolt™ 5認証試験内容と、帯域幅の拡大がもたらすより厳しい試験環境の要求に対応するよう、アリオンは2021年以来、次世帯仕様に向けた新たなテスト設備と環境の導入を進めており、この度インテル社との緊密なコラボレーションを通じ、Pilot Runテストを完了し、正式にThunderbolt™ 5 Host認証試験機関の資格を取得しました。 アリオンでは、Thunderbolt™ 5 Host認証のほか、Thunderbolt™ 4 Host & Deviceの認証機関としてThunderbolt™規格に対応した製品に関しても認証試験から規格導入に必要となる技術コンサルティングまで、お客様の製品開発を支援いたします。 Thunderbolt™認証についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/thunderbolt/ ※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。 ...