オーディオ品質検証ラボ

音声やオーディオの評価は顧客満足度向上のために客観的に行われる必要があります。アリオンのオーディオ品質検証ラボでは、アコースティック・オーディオに関するソリューションを提供しています。また、昨今注目されているAlexa (アレクサ)搭載製品に関する検証コンサルティングにも対応可能です。

なぜアコースティック・オーディオ品質検証が必要なのか

上記のようなケースは日常生活でよく見られる光景かもしれません。音声認識エンジンの評価は顧客満足度向上のために客観的に行われる必要があります。アリオンのアコースティック・オーディオ品質検証ラボでは、各種音声や音響に関するソリューションを提供しています。

  • 音質検証: 有線信号、音声出力の検証など
  • 音量検証: ノイズ基準、音量レベルの検証など
  • 音声認識検証: 音声認識システム-製品間の基本機能、相互運用性、音響性能に対する検証など(検証音声には成人男女・小児男女などを用意)
  • AVS(Alexa Voice Service) セルフテスト環境構築のコンサルティング

音声アシスタントが正しく音声を認識できるかどうかは、IoTエコシステムを構築する上で重要なポイントと考えられています。アリオンのオーディオ品質検証ラボでは、各エコシステムやスマートデバイスに応じた音声や周波数帯域、通話品質、相互運用性、AVSセルフテスト環境構築のコンサルティングなどといったオーディオにまつわる各種検証ソリューションをワンストップで提供可能です。

 

アリオンの強み

オーディオと映像・画質は、エンタテインメント製品においてはどちらも欠かすことはできない要素です。アリオンは20年以上にわたるAV製品の試験技術と、新たに導入されたAI搭載の自動化ロボットの力を合わせることで製品の根本原因を明確にしていきます。不具合による返品率や、ユーザーからのクレームなど、製品の競争力を高めるお手伝いを目指します。

 1. 各種AV関連技術を包括 ワンストップソリューション 

アリオンは、HDMI、HDR、DisplayPort、USB Type-C Audioなどオーディオ・ビジュアル技術を統合した試験サービスを行っています。製品の性能、ソフト・ハードウェアの適合性などをワンストップで検証します。

 2. 豊富な音声データと製品データベース 

音声認識テストを行うためには大量の音声データを必要とするほか、相互接続性を確認するために、接続対象となる様々な種類の製品(スマートフォンなど)と、システムプラットフォームが必要です。アリオンは膨大な音声データベースを構築し続けており、スマートデバイスが音声識別によってIoTエコシステムで巧く運用できるよう、世界中から主要なデバイスを定期的に購入しています。

 3.生活環境をシミュレートしてパフォーマンスを確認 

アリオンは、様々な生活環境をシミュレートしたユーザーシナリオを作成し、実際の音声パフォーマンスを確認します。

試験対象

以下各種音声デバイス及びAVSセルフテスト環境設置希望のお客様に向け最適化の試験プランを提案します。

  • ボイスレシーバー:マイクなど
  • 再生デバイス:スピーカー、内蔵スピーカー、イヤホンなど
  • 受信・再生デバイス:マイクロスピーカー、スマートアシスタント、インテリジェントロボットなど
  • オーディオインターフェイス:フォンジャックなど
  • 各種デバイスシステム:スマートテレビ、電話会議システム、コンピュータ、ノートブック、携帯電話、キーボード、マウスなど

 

アコースティック・オーディオ品質検証サービス

1.電気音響試験(Electroacoustic Testing)

電気音響試験は、ノートパソコンテストやスピーカーの音出力・入力テストなどを主要項目としています。電気音響信号の品質を測定し、オーディオ信号が歪まないことを確認するものです。

2.音声認識テスト(Voice Recognition Testing)

音声アシスタントは AI、音声認識、無線技術などのさまざまな機能が組み合わされています。音声認識の活用シーン多様化に伴い、製品検証の複雑さも増しています。アリオンは、Amazon Self-Test、Cortana Self-TestIntel SST Platform関連の音声認識(製品の性能、ユーザビリティ、音響性能、相互接続互換性など)の検証を行い、製品の全体的な性能を保持します。

3. ノイズテスト(Noise Testing)

特定の周波数帯から生じる異常なノイズ値を見つけ出すことで、製品改良のお手伝いができます。

4. ITU-Tテスト(ITU-T Testing)

ITU-Tとは、International Telecommunication Union – Telecommunication Standardization Sectorの略称で、国際通信連合の部門の一つであり、電気通信の標準化部門です。ここで定められたハンズフリー通話の品質に対する評価基準が、ITU-T P.1100とP.1110です。アリオンはハンズフリーによる通話品質について自動車や車載機器の更なる品質向上をお手伝いしています。

5.ユーザーシナリオシミュレーション(User Senario Testing)

スマートアシスタント活用範囲の拡大に伴い、コンシューマー向けの検証が複雑になっています。製品の基本機能を検証しても、実際に製品を使用する状況下だと、事前に発見できなかった問題が発生する、といったケースが多々あります。アリオンは、様々なユーザーシナリオを構築し、市場製品群との互換性問題に対して多様な検証をお手伝いします。

6.AIテスト自動化 AI Robotic Testing

ディープランニング、画像認識、自動操作、データ収集・分析を組み合わせることで、アリオンはAIを搭載した自動化テストロボットを開発しました。Bluetoothスピーカーの性能と携帯電話とのペアリングなど、大量の反復作業が必要な検証ステップの自動化が可能で、定量的で信頼性の高い正確なテスト結果をご提供します。

【新たなサービス!】7. AVS(Alexa Voice Service) セルフテスト環境構築ソリューション

2019年初頭にAmazonはAlexa搭載デバイスの累計販売台数が1億台を突破し、関連製造メーカー・サプライヤー数は4,500社以上に達したと発表しました。また、スマートスピーカーやスマートエアコン、スマートレンジフード、スマート電子レンジなどあらゆるAlexa搭載製品が開発され続けており、Alexa市場は今後も成長していくと予測されています。

アリオンは、AVS開発者に試験環境のヒヤリングから、試験設備の提案、エンジニアのトレーニングに至るまで最適化のセルフテスト環境構築コンサルティングを提供し、製品品質の向上をお手伝いします。

 AVSセルフテスト環境構築の流れ及び項目 

 

アコースティック・オーディオ試験 ラボ環境のご紹介

オーディオは周囲のノイズから影響を受けやすいため、試験環境の調整は重要です。アリオンは膨大な資金を投入し無響室(Anechoic Test Chamber)、音響室(Acoustic Test Chamber)といった様々なオーディオ試験環境を構築しました。ノイズの発生源をコントロールでき、シミュレートしたユーザーシナリオによって、製品に影響する干渉原因を分析します。 

1. 無響室 Anechoic Test Chamber
2.音響室 Acoustic Test Chamberr

 

オーディオ試験 設備のご紹介

1.ITU-T AQUA

ITU-Tが定める試験項目を行うため、アリオンは必要な試験設備を取り揃えました。メインシステムであるACQUA(ヘッドアコースティック社 ソリューション)は各種試験設備と接続されており、それぞれの設備によって作り出された信号を収集し、通話品質を分析する役割を果たします。

2.オーディオプレシジョンAudio Precision

電気音響等の測定用に設計されたオーディオプレシジョンは、信号が歪まないかを確認できます。