製品開発の各ステージに応じたエンジニアリングサービス
ハードウェア設計において、開発初期の段階で発見されなかった問題点が、後に大きな問題として立ち上がることがあります。アリオンのハードウェア品質検証では、開発の各ステージに応じた検証サービスの実施により、製品に潜む潜在的なリスクの発見と原因の発見をお手伝いします。
3つのカスタマイズサービス
1. ハードウェア設計検証 (Hardware Design Validation)
ハードウェア設計検証では、開発初期の段階における重要課題の発見をサポートします。アリオンのエンジニアが設計回路と配置配線をチェックし、製品に潜む問題点の指摘と改善提案をタイムリーに行います。ハードウェア設計検証サービスでは、主に以下の検証を提供しています。
シグナルインテグリティ(Signal Integrity)
- 高速信号インターフェース: LPDDR/DDR 2.0/3.0/4.0, MIPI D-PHY/M-PHY TX/ UFSII
- 電源管理: AC/DC Power Efficiency, Power Factor, Inrush Current, Protection Function Check
- ディスプレイ インターフェース: LVDS, V by One, aRGB (D-sub) Electrical
- Generic I/O: SSPI/LPC/I2C/Smbus, Ethernet: 10/100/1000, 10Gbits
- メモリ インターフェース: SD 3.0/4.0(UHS-I/II), eMMC /eMCP
- ケーブル/コネクタ: Electrical Test, High Frequency Test
主要コンポーネント検証(Key Component Validation)
製品の品質をより確かなものとするには、コンポーネントの検証と互換性の確認が効果的です。アリオンはOEM/ODMベンダーの選定を支援します。
無線通信・高速信号検証(RF Validation)
RF信号の品質は、ユーザーエクスペリエンスにおいて重大な影響を及ぼすことがあります。アリオンでは性能、速度(高速・低速)様々な無線環境と検証サービスに基づいた、RFノイズ干渉への耐性測定や分析を実施しています。
- アンテナ&RF受信性能検証
- 通信端末機器の検証環境設計
- 垂直型の小型電波暗室の設計および検証実施
- 組込みモジュール検証
- EMI/EMS & RF 性能検証
- 電波法規制関連試験
2. 信頼性試験(Reliability Test)
製品が使用される環境の変化は、品質検証のプロセスにおいて無視することの出来ない重要な項目です。アリオンでは温度や湿度、気圧の変化といった過酷な環境下での使用状況を再現し、製品が正常に動作を継続できるかどうかを確認します。
- 過酷環境試験
- 温度試験
- 湿度試験
- 加速寿命試験
- 振動・衝撃試験
3. 規格ロゴ認証
アリオンは30団体を超える規格標準化団体から、ロゴ認証プログラムの正規認証ラボとして認められています。ロゴ認証の取得は、製品の品質レベルを確認するだけでなく、品質を証明するロゴを表示することによりエンドユーザーの信頼にも繋がります。
- USB2.0/BC/1.2/3.0/3.1/Type-C
- PCIe 2.0/3.0/M.2
- Thunderbolt 1.0
- DP 1.0/1.2/eDP
- HDMI 1.3/1.4b/2.0
- MHL 1.X/2.X/3.X
- SATA/e-SATA 2.0/3.0
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