【ニュース】アリオン、Broadband ForumよりBBF.398 認証試験機関として認定

~Wi-Fi性能検証ソリューションの提供を開始~

第三者認証試験、品質検証、及びコンサルティングなど総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下「アリオン」 )は、2021年3月、当社グループ本社のAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO : Summer Chien)がブロードバンドネットワーク仕様の開発に特化した業界団体であるBroadband Forum (以下BBF)から認証試験機関の認定を受けたことをお知らせいたします。この認定により、アリオンは世界の通信事業者やネットワーク製品ベンダーに向けて、最適なWi-Fi性能試験および検証ソリューションの提供を開始いたします。

今まで、室内のWi-Fi性能に関する規格基準が統一されておりませんでしたが、この度、BBFは世界初の規格基準「BBF.398無線性能試験プログラム」を発表いたしました。アリオンは、BBF.398テストの規格策定段階から参加しており、我々の持つノウハウに基づく提言およびトライアルラン(Trial Run)に尽力するだけでなく、テストの効率を向上させるため、これまで蓄積してきた経験と実績を活用することで、無線性能検証ソリューションの策定に大きく貢献いたしました。

BBF.398認証プログラムでは家庭内における実際のWi-Fi利用シーンを考慮し、ネット回線の低速化、カバレッジ率の不足、干渉の要因が多いなどといったWi-Fiのユーザーに影響を与える原因について、受信デバイスの感度から帯域幅、安定性、干渉回避、マルチユーザーサポート、カバー範囲まで、テストすべきあらゆるポイントを通じて、通信事業者、ネットワーク製品ベンダー、そして無線関連市場の期待に応える性能基準を策定しました。

BBFの調査によれば、85%以上のサービスプロバイダーが、多くのユーザーにWi-Fiホームゲートウェイが利用されていると回答いたしました。「アリオンの技術専門家チームとWi-Fi試験専門設備のサポートにより、業界から求められる高品質なネットワークのニーズを満たすことができ、Wi-Fi性能基準の策定に重要なアドバイスとフィードバックをご提供いただいたことで、ブロードバンドに関するエコシステムの推進に重要な役割を果たしてまいります。」とBBFの運営部長であるKen Ko(ケン・コー)は述べています。

アリオンのワイヤレス分野開発部門マネージャーThomas Chang(トーマス・チャン: Business Development Manager and Wireless Expert)は、次のようにコメントしています。「室内環境において、Wi-Fiはシームレスなネットワーク体験を提供することができます。在宅ワーク、エンターテインメント、さらにIoTデバイスの導入など様々なシーンに対し、通信業者がWi-Fi関連製品のパフォーマンスと品質の標準化を通じて、ネットワークアプリケーションのエコシステムの拡大は今後より一層の発展が確保されています。」と述べています。

無線技術に加え、アリオンは長年にわたる数多くの国際標準化団体と強固な関係を築いており、30種類以上の規格ロゴ認証を提供いたします。また、互換性試験、RF試験、シグナルインテグリティ試験などの幅広い検証サービスに対応し、検証業界に先駆けてAI自動化ソリューションを導入することで、製品を市場に投入するまでの開発期間の短縮をお手伝いします。

BBF.398認証についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

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