【ニュース】BizLink社製ケーブル、世界初のDisplayPort 80Gbps UHBR Cable認証をアリオンで取得

 第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO:Summer Chien)が2022年3月1日、BizLink社(本社米・シリコンバレー、CEO:Chien-hua Teng、以下BizLink)のDisplayPort 80Gbpsケーブルを対象に、DisplayPort 80Gbps UHBR(ULTRA-HIGH BIT RATE)Cable認証を取得したことをお知らせいたします。

 製品情報は以下となります。 

  • Marketing Name:DP2.1 DP80 Enhanced mDP Cable 0.8m L=800mm
  • Model Number:117H0-078928-R1

 図1:DisplayPort 80Gbps Cable認証を取得したBizLink社製のケーブル

 映像関連の標準化団体であるVideo Electronics Standard Association(以下VESA)は2月28日DisplayPortにおける超高ビットレート転送をサポートするビデオソースやディスプレイ、およびケーブル製品の認定プログラム「DisplayPort UHBR」について発表しました。

 加えて、DisplayPort2.0規格にDP40およびDP80 UHBRケーブル認証の導入も発表されました。DP40はDisplayPort 2.0で定義された最大UHBR10リンクレート(10ギガビット/秒またはGbps)を4レーンで接続し、最大40 Gbpsのスループットを提供します。一方DP80はDisplayPort 2.0で定義されたUHBR20リンクレート(20ギガビット/秒またはGbps)を4レーンで最大80 Gbpsのスループットを実現します。DP80はUHBR13.5リンクレート(13.5ギガビット/秒またはGbps)にも対応できます。

 本認証試験は、DP80基準に従ってアリオンで実施されました。DP80とDP40の認証ロゴは以下の通りです。認可ラベルを表示することで購入時にどちらの仕様が適しているかを確認できます。

 図2:DP80とDP40の認証ロゴ

 アリオンはケーブル&コンポーネントの設計・製造メーカーであるBizLinkと共に、DisplayPort 2.0規格を推進しており、この度、DP80の認証取得に貢献できたことは貴重な実績となります。DisplayPortの認定された試験機関として、お客様満足度や製品安定性、品質保証といった試験サービスでお客様を支援しています。

 DisplayPort認証試験についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

■ BizLink Group概要

BizLinkグループは1996年に設立され、本社の所在地は米国シリコンバレーになります。情報技術や家電、自動車、工業、医療設備、電気設備、光通信及びソーラーなどの市場向けに、カスタマイズ及びOEM/ODMサービスを提供しております。米国をはじめメキシコ、スロバキア、セルビア、中国、及びマレーシアに生産工場を設置しております。BizLinkが、最先端な設備と生産プロセス、及び専門的な開発能力をもとに、関連サプライヤーとそれぞれの得意分野で協力し合い、お客様からのご要望にお応えしております。

■ アリオン株式会社概要

アリオンはIT機器、そしてIoT技術の第三者試験機関として、日本をはじめアメリカ、中国、台湾、韓国に検証拠点があります。拡大を続ける市場ニーズに応えるべく、DisplayPortのほか、USBやSATA, Bluetooth, Wi-Fi, OCFなど、各種ロゴ認証試験や第三者検証、技術コンサルティングを通じて、お客様の製品開発を支援いたします。

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