【ニュース】UEI社製のQuickSet® Cloud、Matter認証をアリオンで取得

 第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs, Inc.(本社:台湾、CEO : Summer Chien、以下アリオン)は、2022年10月にスマートホーム新標準規格「Matter 1.0」を策定するCSA(Connectivity Standards Alliance)からMatter認証試験機関(ATL、Authorized Test Lab)に認定されて以来、数多くのMatter製品への認証取得を支援し続けています。このうち、Universal Electronics Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタ・アナ、CEO: Paul Arling、以下UEI)のQuickSet® Cloudを対象に、Matter認証を取得したことをお知らせいたします。

 UEIのシニアプロダクトマネージャーであるニッキ・アーマディ(Nikki Ahmadi)氏は次のように述べています。「アリオンのような認証機関(ATL)がMatter認証取得をサポートいただいたことで、より多くのIoTデバイスがMatter認定を受けることを嬉しく思います。現在私たちは、スマートサーモスタットや接続モジュール、多くのアプリケーションをカバーするSoCで製品間のスムーズな相互運用性を確実に感じています。」アリオンはUEIとの連携でMatter規格を推進しており、この度、エコシステムの推進にお役に立てて光栄です。

 Matterは、インターネットプロトコルIPv6ベースでWi-Fi/ Bluetooth® Low Energy/Thread(*註)の3つの無線規格を採用することで、主要なスマートホームIoTエコシステム間の統合を推進し、スマートホーム製品間の互換性を高めることを目指します。またセキュリティとプライバシーの強化だけでなく、製品品質にも高信頼を実現することが可能になります。認証合格製品に対しMatterロゴマークの使用が許可される仕組みで、エンドユーザーは、ロゴマークにより無線通信方式が異なっていても、その製品がほかの無線機器とスムーズに連携できるかどうかを明確に知ることができます。アリオンはMatter規格の推進に尽力しているCSAのパートナーとして、31年間蓄積してきたテスト経験と業界最先端の設備、そして技術専門家チームを保有し、最適なMatter検証ソリューションおよび技術コンサルティングを提供しています。

*註:「Thread」(スレッド)は「Thread Group」がホームネットワーク向けに策定した通信規格。2014年7月にSilicon Labs、Google傘下のNest Labs、Yale Security、Samsung Electronics、Freescale Semiconductor(現NXP Semiconductors)、Big Ass Fans、ARMの7社がThread Groupを設立。

 アリオンはIoT製品向け多くのテスト実績があり、Matter認証だけでなく、スマートホーム分野においてよく利用されるWi-Fi、Bluetooth®、Thread、HDMI、DisplayPortなどの認証試験および技術コンサルティングサービスもワンストップで提供します。また製品設計、デバッグ、生産管理、ユーザー体験、自動化導入など、産業別検証ソリューションとコンサルティングサービスにも対応でき、お客様に開発設計や生産品質の向上に貢献いたします。

 Matter 1.0認証サービスもしくはIoT検証ソリューションについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

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