【速報】USB認証に関するお知らせ

~USB PDと100W USB Type-C to USB Type-C Cables について~

USB規格団体であるUSB-IFは6月23日(日本時間)に、USB PD およびケーブル認証を取得する際の注意事項を発表しました。今回の発表内容は下記に示します。

USB PD認証

本日から、すべてのUSB PD認証は、「USB Power Delivery Compliance Test Specification Rev 1.2」(旧称「PD Merged Test Specification」、以下USB PD CTS Rev 1.2)の合格が必須となりました。

USB PD CTS Rev 1.2は、従来使用していたUSB PD 3.0のテスト仕様、PD 2.0 Deterministic MOIそしてCommunication Engine MOIを統合し、さらにこれまでカバーしていなかった新たな試験項目を追加しました。

USB-IFでは、旧CTS仕様に合格しているが新仕様のUSB PD CTS Rev 1.2には不合格となる製品に対し、6ヶ月間の猶予期間(grace period)を設けております。ベンダーはwaiverを申請することは可能ですが、CTS Rev 1.2基準に従って試験実施中に発生した問題を解決しなければなりません。また、バグの修正日を記入する必要があります。

原文はUSB-IF Compliance Updatesよりご確認いただけます。


100W USB Type-C to USB Type-C Cables認証の廃止

本日以降、100W USB Type-C to USB Type-C Cables認証は240W USB Type-C to USB Type-C Cable認証に変更されていきます。これはUSB-IFが5月に発表した「USB Type-C Cable and Connector Specification Release 2.1」の表3.1のNote 1(下表)によるものです。100W USB Type-C to USB Type-C Cables は2021年12月22日以降は認証を取得できなくなりますのでご注意ください。

原文はUSB-IF Compliance Updatesよりご確認いただけます。

*USB Type-C Cable and Connector Specification Release 2.1より抜粋

今回の発表内容についてご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

※ 1 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。

※ 2 USB4™ and USB Type-C® are registered trademarks of USB Implementers Forum.

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