【ニュース】アリオン・バッファロー・MediaTek、Wi-Fiルーター「WXR18000BE10P」が国内メーカー初(※1)のWi-Fi CERTIFIED 7™認証取得であることを共同発表

 第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下アリオン)のグループ本社であるAllion Labs, Inc.(本社:台湾・台北、CEO : Summer Chien、以下Allion)は、メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:日本・愛知県名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)、MediaTek Inc.社(本社:台湾・新竹、CEO:Ming-Kai Tsai、以下MediaTek)と共同で、2024年1月9日に、国内メーカー初(※1)のWi-Fi 7 ルーター製品として認定されたことを発表しました。この度の連携を礎として、Wi-Fi CERTIFIED 7™の認証取得に貢献できたことは貴重な実績となります。

 図:Wi-Fi CERTIFIED 7™認証取得したバッファロー社製のルーター親機フラッグシップモデル「WXR18000BE10P」(提供元:バッファロー)

 Wi-Fi Allianceが策定したWi-Fi 7™規格は、2.4GHz、5GHz、6GHzの帯域を使用し、6GHzでは最大320MHzの帯域幅を利用できるようになります。通信速度は前世代であるWi-Fi6/6Eの最低でも2倍に向上します。このほか、AR/VR/XR、クラウド・コンピューティングなどにおいてスループットの向上や遅延の低減が期待できるマルチリンクオペレーション(MLO)や、より高い伝送を実現する4K QAMが利用可能になります。Wi-Fiの規格はより高速かつ複雑になりつつあり、それに伴いWi-Fi認証試験における要求事項が増え、テスト時間も大幅に増加しています。本認証試験は、Wi-Fi CERTIFIED 7™プログラムの基準に従ってアリオンで実施されました。今回お客様の要望に応えるため、アリオンは最先端の試験設備と専門的テスト経験を通じて、短時間で認証取得を支援しました。

 株式会社バッファロー 取締役 田村 信弘は次のように述べています。「私どもバッファローは、日本国内におけるネットワーク製品とサービスのトップ企業として24年間の実績があり、常に新しいWi-Fiテクノロジーをいち早く実装してきました。今回も、Wi-Fi 7の幕開けと共に商品をリリースいたしますが、皆様に安心してお使いいただけるよう、アリオン株式会社の協力を得てWi-Fi CERTIFIED 7™の認証プログラムを完遂し、晴れて認証を取得することができました。今後もバッファローは、新テクノロジーを安心して多くの皆様に利活用いただけるよう、商品開発を進めてまいります。」

 アリオンの代表取締役社長である中山英明氏は次のように述べています。「我々は、長年蓄積してきた無線に関する専門知識と実績を活用することで、変化が激しい市場でお客さまの競争力強化に貢献できることを大変嬉しく思います。アリオンでは、Wi-Fi やBluetooth、TR-398、ZETA等の無線関連ロゴ認証取得のサポートに加え、お客様の製品が利用される中で最良なパフォーマンスを発揮できるよう、アンテナメカニズムの設計から無線性能検証、実環境のシナリオシミュレーションに至るまで、業種、製品ごとに総合的なテスト・ソリューションおよびコンサルティングを提供することで、より優れた顧客体験を迅速に提供していけるよう、これまで以上に、より一層強力にお客さまへ提供できる価値の向上に努めていきます。」

 Wi-Fi CERTIFIED 7™認証またはネットワーク・通信製品向けの検証ソリューションコンサルティングサービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:https://www.allion.co.jp/form/wi-fi/

※1 日本で創業した企業が製造及び販売している家庭用Wi-Fiルーターとして。2024年1月9日(火)時点、Wi-Fi Alliance® Product Finderの確認に基づくバッファロー調べ。

※2 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。

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