Tag Archives: HDMI

HDMIスイッチは娯楽家電の悪い体験を与える原因なのか?

Allion Labs  HDMIスイッチ(切替器)は、複数のHDMIインターフェース入力ソースが接続された場合、これらの入力ソース間を簡単に切り替えることができる、実用的なデバイスです。これによって、同じ画面に異なる画像を出力することができ、HDMIケーブルの差し込みと抜きを繰り返す必要はなくなりました。 例えば、ゲームコンソールや、Blu-rayプレーヤー、TVボックスなど、異なる機器間は、スイッチを押すだけで対応する入力ソースに簡単に切り替えることができ、機器ごとにHDMIケーブルを交換する必要がありません。異なる信号を切り替える利便性により、HDMIスイッチは実用的なマルチメディアデバイスとなり、家庭エンターテイメントの視聴体験がより便利でシームレスなものを実現します。 利便性の向上を実現する一方、接続問題に油断大敵 HDMIスイッチは複数のHDMIデバイスを同時に入力できる機能を備えていますが、実際の使用シーンでは、一部のブランドやモデルのHDMIスイッチが、異なる入力ソース間を切り替えると画面が正常に表示されない問題が発生することがあります。これにより、メーカーはユーザーからの不満や苦情に対処しなければなりません。 事例 アリオンは多くのHDMIスイッチメーカーからのテスト依頼を受け取り、エンドユーザーからのクレームに対する根本的な解決策を求められます。以下に、よくある2つの事例を共有します。  状況1  ユーザーが異なる入力ソース間を切り替えた後、画面には映像が表示されますが、入力ソースとディスプレイの解像度が一致しません。実際測定と検証をした結果、このHDMIスイッチモデルには独立したHPDピンが無く共有されていることが判明しました。 このことにより、1080p、2K、または4Kの信号が入力すると、HDMIスイッチは切り替える前の解像度しか出力しません。一方、独立したHPDピンがある場合、出力信号は選択した入力信号の解像度に基づいて出力されます。  状況2  ユーザーが異なる入力ソース間を切り替えた後、画面に映像が表示されないか、または表示されても入力ソースとディスプレイの解像度が一致しないことがあります。 前のケースと類似していますが、当社の検証と分析の結果、問題はHDMIスイッチのEDIDに起因することがわかりました。このモデルのHDMIスイッチEDIDは、ユーザーが使用する入力ポートの解像度をサポートしていないため、このような現象が発生します。当社の経験によると、HDMIスイッチのメーカーが定期的にサポートされるEDIDリストを更新すれば、このような問題を解決できるはずです。 Faster、Easier、Better ― 最も信頼できるHDMI検証コンサルティングサービス [...]

DisplayPortからHDMIへの変換で画面が乱れる原因とは?

Allion Labs  HDMIフォーラムがHDMIインターフェースが可変リフレッシュレート(VRR)機能をサポートすることを発表した一方、もう一つの技術標準化団体であるVESA協会もAdaptive-Sync機能をDisplayPortの追加分としてリリースしました。これらの機能は、画面のティアリングの発生をしないように設計されており、両方ともゲーム製品で広く使用されています。ただし、市場に出回っているゲーミング製品がHDMIまたはDisplayPortインターフェースを同時に搭載するわけではありません。その結果、インターフェース接続の役割を果たすDisplayPortのAdaptive-Sync からHDMIのVRRに変換するアダプタ製品が登場しています。 DisplayPortからHDMIへの変換アダプタは完璧のような産物ですが、変換効果が不十分であったり、機能が正常に動作しないといった様々な状況に遭遇した場合、ユーザーにマイナス評価を与えるだけでなく、製品返品の危機ももたらします。変換アダプタ製品が市販される前の関連検証の重要性は言い過ぎではありません。 DisplayPortからHDMI変換機器に潜在的なリスクとその解決策 アリオンが過去のテスト経験では、DisplayPort Adaptive-SyncからHDMI VRRへの変換アダプタが、期待されていた画面のティアリングを防ぐ機能を達成できないケースがありました。結局、エンドユーザーはティアリングされた画面を見ることになり、ネット上でマイナスレビューを書きました。  問題点の説明  不具合背景:この製品はDisplayPort(Adaptive-sync)からHDMI(VRR)への変換アダプタです。PCのDisplayPortインターフェースに接続され、一方でHDMIインターフェースを搭載するディスプレイに接続されます。 問題点確認:アリオンはメーカーさまのテスト依頼を受け、連続したリフレッシュレートの変更テストを通じて、画面が確かに乱れることが確認しました。また、この変換機器を介さないと、HDMIとDisplayPortのモニター画面は正常に戻りました。  問題分析と解決策  アリオンはTeledyne LeCroy Quantumdata [...]

コネクタの抜き差しが困難な理由とは?

Allion Labs コネクタは電気回路を接続するための部品であり、基本的に2つで一対のペアとして使用されます。通常一方はオス(プラグ)、もう一方はメス(ソケット)と呼ばれ、オスとメスを結合すると、信号や電力などを転送することができます。コネクタはよく目にする電子部品でさまざまなタイプや様式があり、最も普及しているタイプとして、イーサネットコネクタ、HDMIコネクタ、USBコネクタ、電源プラグなどが挙げられます。しかし、多種多様なコネクタの中で、購入したコネクタを汎用化するには、信頼できる機関または規定によってコネクタの仕様を定義する必要があります。 コネクタの抜き差しに潜むリスク さまざまなコネクタにはすでに仕様規格が定められており、メーカーもそれに基づいて製品を設計していますが、コネクタの機能や外観の美しさを向上させるために、メーカーは特別な変更や特殊なメカニズムを加えたりするため、製造・組み立ての工程で品質管理を怠ると、使用に支障をきたす可能性があります。インターネット上でも、実際に問題に遭遇したユーザーが書いたネガティブな口コミをよく見かけます。一例として、ノートパソコンにUSBワイヤレスレシーバーを挿入し、使用後に取り外そうとしてもレシーバーが抜けなくなったため、力任せにレシーバーを抜いたところ、ノートパソコンのコネクタ外装も一緒に外れ、両方のデバイスが一瞬で損傷してしまったというケースがありました(下の図)。 (出典:Link) 豊富な経験をほこる当社は、USB Type-Cメスコネクタに関する問題に何回も遭遇しました。  事例共有  あるお客様は、設計時にコネクタの密着度を高めるために、メスコネクタ内部のバネを柔軟性のあるものから硬い凸部構造に変更したところ、挿抜力テスト中に、引き抜く力が仕様を超えてしまうという問題が発生しました。    アリオンの解決策  お客様から問題分析と解決策のご依頼をいただいたアリオンは、問題点を把握した上で寸法を測定して問題を分析しました。最終的にメスコネクタの凸部の高さが製造時に適切に制御されていなかったため、プラグを挿入した際に空間が不十分となり、結果として結合部分が密着し過ぎていたことが判明しました。この段階で問題を見逃していたら、将来的市販された後になって、抜き差しができないというクレームが必ず発生していたことでしょう。 Faster、Easier、Better ― コネクタ製品の検証コンサルティングサービス 製品製造後、寸法測定を行うことで製品の品質が基準に達しているかどうかを優先的に確認することができます。上記のケースでは、問題が発生した後に寸法を測定して問題を分析し、根本原因を見つけ出すことができました。アリオンは、最大200倍の倍率を誇る先進的で精密な光学顕微鏡とデジタル顕微鏡を備えており、埋め込み、切断、研磨などの手法を使用して、専門家チームが試験対象物をより詳細に分析し、問題に対処することができます。 [...]

なぜ高品質の視聴体験を実現すべきハイエンド・テレビが8チャンネル音声を出力できないのか?
なぜ高品質の視聴体験を実現すべきハイエンド・テレビが8チャンネル音声を出力できないのか?

Allion Labs  近年、より高い音声効果への要求は増えており、数多くのオーディオ製品では、HDMIという重要なインターフェイスとして利用されています。HDMI 2.1仕様のeARC機能は、HDMIケーブルでデジタルオーディオの伝送が可能になり、Dolby TrueHD、Atmos(アトモス)など音声フォーマットに対応するほか、8チャンネルのスピーカーをサポートすることで、映像・音楽コンテンツを存分に楽しめることができます。 オーディオ製品を代表する新世代のハイエンド・テレビは、基本的にはeARCに対応していますが、eARC対応を宣伝するテレビの中には、設計上の見落としが原因で実際8チャンネルの音声を出力できず、充分なパフォーマンスを発揮できないものがありました。高品質な音声効果を楽しみたいユーザーにとって当然不快に感じてしまって、ブランドイメージに影響する可能性があります。 テレビがHDMI接続時に音声が流れない? テレビのeARC音源には、2つがあります。1つはHDMI Inputからの音源です。例えばPS5がテレビのHDMI1 inputと接続すると、PS5からの音声がeARC対応のHDMI3 inputからアンプに伝送します。もう1つは、Ethernetの経由によるNetflixのような非HDMI Inputです。一般的にはテレビはスピーカーの制約で2チャンネルのLPCMまたはAC3しか受信できませんが、eARCに対応するアンプと接続すると、テレビが受信できる音声の仕様をEDIDで同期更新できるため、受信したDolby DTS-HD、8チャンネルの音声をアンプに送信することができます。  事例とその解決策  アリオンは多くのテレビメーカーと協力してきた豊富な事例の中で、あるお客様は、自社のテレビ製品がHDMI認証試験に合格しましたが、製品リリース後テレビの音響効果が悪いというクレームが殺到し、品質欠陥の主な原因の発見をアリオンに依頼されました。 [...]

購入したHDMIケーブルに問題発覚。でも原因を特定できない?

Allion Labs ケーブルは信号ソースとディスプレイをつなぐ架け橋の役割を果たしていますが、長さが長くなるほど信号が減衰しやすくなります。特に、現代のトレンドとして重視されている8K/10K解像度のケーブルは、信号伝送速度が速い反面、減衰もより深刻です。ケーブルの長さを維持するために、チップを介して信号を最適化することで、長さの制約をなくすこともできます。このタイプのアクティブケーブルの品質は、チップ上のPCB基板に大きく関連しており、特にその中でも重要なポイントの1つが、インピーダンス制御です。 インピーダンスの減少が規格要件を超えると、気付かない潜在リスクが発生する可能性があります。 適切インピーダンスを制御できなければ、信号減衰のほかにリターンロスやクロストークを引き起こし、使用中に画面のちらつきが発生し、深刻な場合には信号がなくなる可能性があります。重要な場面でこれらの問題が発生すると、非常に厄介です。 インピーダンスに影響を与える要因は多く、設計や素材の選択だけでなく、加工過程でも適切に制御しなければ、制御したい範囲内にインピーダンスを抑えることはできません。加工がインピーダンスに影響を与える可能性のある要因は次の通りです。 加工がインピーダンスに影響を与える可能性のある要因  ケーブル幅と厚さの誤差  幅が広いほど、または銅の厚さが厚いほど、インピーダンスは小さくなります。一般的な基板メーカーは、基準として10%の公差で制御することが好ましいとしています。5%を見つけることはほぼ不可能です。  媒質の厚さの誤差  さまざまな基板材料の媒質の厚さとそれに関連するプロセスも、インピーダンスの制御に影響します。基板の厚さと板材プレスの制御は、基板メーカーの持つ製造プロセス能力が問われます。  レジストの厚さの誤差  レジストの塗布も、インピーダンスの制御に影響を与えます。塗布の均一性や異なる色の誘電率にも差異があります。 ホワイトラベルのアクティブケーブルは、通常コストを考慮して低価格の材料を使用し、品質関連の検査を削減していおり、技術に対する理解が乏しいため、加工工場の能力や検証を評価できません。こうした一連のコスト削減の動作が、前述したネガティブなユーザーエクスペリエンスを引き起こす可能性があります。 実測テスト [...]

USB-C HDMI変換アダプター製品が引き起す隠れた危険とは?

Allion Labs iPhone 15のリリースに伴い、Apple社は長年採用してきたLightningに代えてUSB-Cへ移行することを発表しました。USB-Cは優れた充電機能に加えて、他の伝送インターフェース(HDMI、DP、VGAなど)に置き換わりつつあります。Apple社がこの変更を余儀なくされた最大の理由は、2022年にEUが発表したDirective (EU) 2022/2380指令にあります。この指令により、2024年12月28日以降EUに導入されるスマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、カメラなどの電子機器は、USB Type-Cコネクタを使用する充電方式に統一しなければならなくなったのです。 USB-C HDMI変換アダプタ製品の応用リスクと解決策 大多数のテレビがHDMIインターフェースをサポートしており、ユーザーがUSB-C製品の画面をテレビに出力するには、USB-C HDMI変換アダプタを使用する必要があります。さまざまなUSB-C変換アダプタが登場していますが、アリオンの長年にわたるテスト経験と蓄積されたデータから、デバイスを接続しても画面だけが表示され、音声が出ないという重大な問題が発生することが判明しました。 アリオンのコンサルティングチームの分析によると、USB-C HDMIアダプタを介してコンピューターやスマートフォンをテレビに接続する場合、デバイス間の通信プロセスにおいて、ソース側が表示デバイスのEDID(Extended Display Identification [...]

超高解像度時代の到来:なぜHDMI変換アダプタ製品は認証が不可欠なのか?

HDMI協会の重要アップデート:HDMI変換アダプタの認証プログラム 現在最も普及している伝送インターフェースであるHDMIインターフェースは、さまざまなAV製品で広く使用されており、同時にさまざまなHDMIコネクタタイプ(標準、ミニ、マイクロなど)も開発されています。市場にはさまざまなHDMI変換アダプタ(例:メスからオスへの変換、標準からマイクロコネクタへの変換など)がありますが、これまでHDMI協会はHDMI変換アダプタの仕様を明確に定義していないため、市販のHDMI変換アダプタはいずれも認証テストを受けることができず、品質を保証することができませんでした。 現在最も普及している伝送インターフェースであるHDMIインターフェースは、さまざまなAV製品で広く使用されており、同時にさまざまなHDMIコネクタタイプ(標準、ミニ、マイクロなど)も開発されています。市場にはさまざまなHDMI変換アダプタ(例:メスからオスへの変換、標準からマイクロコネクタへの変換など)がありますが、これまでHDMI協会はHDMI変換アダプタの仕様を明確に定義していないため、市販のHDMI変換アダプタはいずれも認証テストを受けることができず、品質を保証することができませんでした。 関連記事:HDMIケーブル認証に関するお知らせ   HDMI変換アダプタの潜在リスク アリオンはHDMIフォーラムが公式に認定したテストラボとして、豊富なHDMIテスト経験ノウハウと多くのプロジェクトでの実績を背景に、各大手企業やデザイン/製造メーカーと長年にわたり緊密に連携しています。以下では、HDMI仕様の包括的理解と製品テストの実際データを通じて、HDMI変換アダプタの潜在的なリスクを深く掘り下げて分析を加えます。   協会の監査を受け、非認証のHDMI製品が商品棚から強制的に撤去されるリスク HDMI協会は昨年トレードドレス(Trade Dress)を新たに登録し、製品の外観にHDMIコネクタが含まれていればHDMI製品と見なされ、HDMI仕様に準拠する必要があります。さらに、HDMI協会は2023年5月に匿名通報システムを導入し、消費者が規格に準拠していないHDMI製品を通報できるようにしたため、認証テストに合格していないHDMI変換アダプタは、HDMI協会の監査を受け、強制的に撤去されるリスクがあります。メーカーや販売店がこれに気づかず、サプライヤーからも認証を完了するよう要求されなければ、製品が商品棚から撤去され返品されるリスクに直面することになります。   HDMI Type-Aオスメス変換アダプタ製品のテスト実例 アリオンは、2つのHDMI [...]

「画面がブラックアウト?」USB-CからHDMIへの変換でよくある潜在的なリスク

多くの製品のインターフェースがUSB-Cに置き換わって次第に市場の主流となり、消費者向けガジェット製品の伝送インターフェースを統一する勢いが高まっています。その重要な4つの主要な特性は、向きを気にせず接続できる、電力供給、データ転送、映像伝送で、これらの応用からもさまざまな製品が誕生しています。 しかし、これまで製品設計において、多くのメーカーがコストに重点を置いていたため、実際4つの特性すべてがUSB-C設備やデバイスに組み込まれているわけではありませんでした。そのため、消費者は製品購入後に機能面で落胆したり、ひどい場合には、キャスティング操作で画面が正常に表示されないこともありました。USB-Cは無限の可能性を持ち、世界的なトレンドになりつつある一方で、設計上の潜在的なリスクや課題にも直面しています。以下では、USB-CからHDMIへの変換でよくある問題とその解決策に焦点を当てて説明します。 知らないでは済まされないUSB-CからHDMIへの変換でよくある2つの問題  問題1  ソース側のUSB-Cポートが、データや映像の転送機能をサポートしているにもかかわらず、実際に使用すると画面が正常に出力できない場合があります。コンピュータ画面の右下にポップアップ通知で表示される場合は、DisplayPort Alternative Mode(DP ALTモード)の通信に失敗し、代替モードに切り替えることができず、映像転送がサポートされないことが問題である可能性があります。 アリオンが提供できるサービス 消費者に今後もこのようなトラブルに巻き込まれるだけなのでしょうか?アリオンのUSB-C to Protocol Converter Alt Mode [...]

CECのワンタッチプレイ失敗問題が解決!鍵となった原因を、ビデオ・オーディオ検証コンサルタントが瞬時に解明

Allion Labs  科学技術の進歩と関連するオーディオビジュアル製品の普及に伴い、より優れた視聴体験の追求のため、多くの人が様々なオーディオビジュアル機器を購入し、リビングルームをホームシアターに変え、自宅でも高画質且つ高音質な映像コンテンツを楽しむことができるようになりました。その中で、設置が簡単で価格も手ごろなサウンドバーは、ホームシアターオーディオ機器の中で、最も手軽に入手可能な存在となっています。しかし、高品質な音楽を楽しみながら、サウンドバーとテレビやセットトップボックス(STB)などの接続デバイスを接続してCECの連動操作を行う際に、様々な問題に遭遇する消費者もいるようです。 HDMI CEC機能にも善し悪しあり HDMI技術は一般的にオーディオビジュアル製品で使用されており、そのCEC(Consumer Electronic Control)機能により、ユーザーは異なるブランドや製品のリモコンを3〜4個使い分けずとも、リモコン1つで家庭のオーディオビジュアルエコシステムに接続された周辺HDMI機器を制御できるようになりました。この機能のおかげで利便性は大幅に向上しましたが、アリオンのビデオ・オーディオ検証コンサルタントチームは、長年テストに携わってきた経験から、CEC機能が各メーカーにとって悩みのタネとなっていることが分かりました。 CECの簡単機能「ワンタッチプレイ(One Touch Play)」で以下のような事例が過去にありました。ユーザーはサウンドバーのリモコンで「電源オン(Power On)」ボタンを押してサウンドバーを起動すれば、同時にテレビも起動し、テレビのリモコンを手に取る必要はないと期待していました。しかし、HDMIケーブルで接続したテレビが応答しないという、残念な結果になるとは予想していませんでした。 CECのワンタッチプレイが故障してしまったのでしょうか?! テストの専門家がお客様の製品が持つ弱点を確実に把握 ブランドの評判に関わる問題が発生したため、このクレームを受けたメーカーはすぐにアリオンに連絡し、アリオンのビデオ・オーディオ検証コンサルタントチームの豊富な経験を活用して、問題の根本原因を特定するよう依頼されました。ご依頼の背景を理解した専門家チームは、まずCEC通信プロトコルアナライザを使用してこのCECの問題を詳しく分析し、過去の経験に基づいて調査したところ、テレビのモデルの型番がCECの標準仕様と一致しておらず、これがサウンドバーとテレビの間で通信する際にテレビが反応しなくなり、テレビが同時起動しない原因となっていたことを突き止めました。 [...]