Tag Archives: Thunderbolt 4

Thunderboltの遅延リスクとは?

Allion Labs Thunderbolt 3 および Thunderbolt 4の広範な普及に伴い、強力な外部ポート拡張機能を備えたThunderboltドッキングにも人気が高まっています。Thunderboltドッキングに接続すれば、USBフラッシュドライブ、SDカード、DisplayPort、HDMIモニターを追加することができ、Thunderboltオールインワンのコンセプトを完全に実現することができます。しかし、実際に高速を標榜するThunderboltを使うときに遅延が発生すると、ユーザーの不満を招き、購買意欲に影響を及ぼしかねません。 Thunderbolt製品を利用する際に発生した不具合とそのソリューション DisplayPort 1.2から最近のUHBR10まで、DisplayPortのスペックは年々向上しており、DisplayPortのバージョンアップとともに、ディスプレイの解像度とリフレッシュレートも絶えず向上していますが、これに伴いシステムハードウェアの要件もますます高まっています。アリオンは広範な標準認証テストに加えて、実際の使用シナリオでの問題分析とソリューションを提供し、多くのお客様をサポートしています。 最近アリオンが担当したテストケースでは、ユーザーがThunderboltノートパソコンをThunderboltドッキングに挿したうえで、UHBR10をサポートする新品のディスプレイをThunderboltドッキングに接続し、UHBR10ディスプレイで動画を再生しようとしたところ、明らかな遅延が発生し、ユーザーも解決できないという問題が発生しました。クレームを受けたメーカーもお手上げでどうすることもできず、専門的な支援を求めてアリオンにお問い合わせいただきました。 アリオンのコンサルタンティングチームが細かい検証を行った結果、UHBR10ディスプレイの画面で遅延が発生したのは、ノートパソコンがDC電源状態、つまりACアダプターが接続されていないことが原因であることが判明しました。Thunderboltドッキングは外部電源の接続を検出せずノートパソコンを充電し、UHBR10ディスプレイに接続するノートパソコンのGPUが最大の電力消費条件で動作しなければ、スムーズな画面体験を実現することができません。Thunderboltドッキングが提供する電力だけでは、GPUの要求する消費電力を満たすことができないため、パフォーマンスが低下し画面の遅延が発生したわけです。アリオンのコンサルタントチームは問題を分析して、2つのソリューションを提案しました。  アリオンが提案するソリューション  1. UHBR10などの高性能ディスプレイにノートパソコンを接続する際、ACアダプターをノートパソコンに接続する必要がある。 2. ノートパソコン自体のPD/ECファームウェアを更新し、GPUが供給するワット数を改めて再調整する。 [...]

USB4とThunderbolt 4に関する規格の違いはきちんと把握できていますか?
USB4とThunderbolt 4に関する規格の違いはきちんと把握できていますか?

  USBの移り変わり  USB(正式名称:ユニバーサル・シリアル・バスUniversal Serial Bus)は私たちの生活の至る所で見られます。現在のテクノロジー製品において最も普及しているデータ伝送インターフェースで、パソコンとスマホおよびさまざまな周辺機器、更に他の分野の製品に発展し幅広く使用されています。USBはさまざまなパソコンの周辺デバイスとの接続問題を解決するために、IntelとMicrosoftが提唱したのが最初で、プラグアンドプレイを設計目標としていました。1996年にUSB 1.0が発表され、そのデータ伝送速度が1.5Mbps(Low-Speed)と12Mbps(Full-Speed)でしたが、当時はまだ市場で普及していませんでした。 USB 2.0 2000年にUSB 2.0の時代となり、理論上のデータ伝送速度は480Mbpsとなり、USBインターフェースに対応しているパソコンの普及に伴い、USBも徐々にパソコンの標準インターフェースとなり、同時にこの時期は下図のように目まぐるしくさまざまなUSBインターフェースが出始めた時期でした。 USB 3.0 2008年にUSB 3.0が発表され、理論上のデータ伝送速度5Gbpsに大幅にアップされました。同時に下位スペックのUSB 2.0との互換性も取れるようになったのですが、そのUSBインターフェースはUSB 2.0と比べると若干異なっており、種類が乱立しました。 続いて、2013年と2017年にそれぞれUSB [...]