モニター製品に油断は禁物!応答時間(Response Time)の速さは十分ですか?
Allion Labs/Henry Hung 応答時間(response time)は反応時間とも呼ばれ、信号を受信してから処理し、結果を出力するまでにかかる時間を指します。液晶モニターの場合、一般的な応答時間とは、最も暗いところから最も明るいところまでの時間(rise time)と、最も明るいところから最も暗いところまでの時間(fall time)に加えて、グレースケールの変化、つまり、グレーからグレーへの輝度変化時間(Gray to Gray response time)も含まれます。 応答時間測定の他に、もう1つの非常に重要な指標は、オーバーシュート(overshoot)とアンダーシュート(undershoot)です。これは、変調プロセスで信号が期待値を超えること指し、パーセンテージで表示されます。このデータは、応答時間のパフォーマンスにも影響します。 基礎知識を理解した上で、実際にあった事例の測定結果から、豊富な経験知識をもとに、データにどのような潜在的リスクがあるかをお伝えします。以下の表は、32インチ2560×144@165Hzモニターで、5x5xグレースケール画像を測定した結果を示しています。 Rise Time, [...]