Allion Labs / Tsungbo Chou

2024年秋から、今後スマートフォン、タブレット、カメラなどといった電子製品の充電規格およびコネクタはUSB Type-Cで統一すると欧州連合(EU)で議会の決議を得て制定されました。これにより、USB Type-C関連製品はさらに普及していくと予測されます。

アリオンは、長年にわたり豊富なUSB認証試験の経験と実績があり、関連する団体と密に協業しお客様の設計が標準を満たしているかの確認を行うことで認証取得を希望されるお客様を全力でサポートします。

この記事では、USB Type-Cコネクタ製品の開発および設計時に注意すべき点をご説明します。設計の注意点を踏まることで、余計な開発コストと時間を削減することができます。本記事を通じて開発担当者のお役に立てれば幸いです。

1. USB認証可能なUSB Type-Cコネクタの基本条件:接触端子数について

 Receptacleコネクタ 

  • USB Full-Featured Type-C Receptacle: 24 contacts (A1 – A12 and B1 – B12)

図:USB Type-C Receptacleコネクタのインタフェース

  • USB 2.0 Type-C Receptacle: 16 contacts A1, A4, A5, A6, A7, A8, A9, A12, B1, B4, B5, B6, B7, B8, B9, and B12.

図:USB 2.0 Type-C Receptacleコネクタのインタフェース

 Plugコネクタ 

  • USB Full-Featured Type-C Plug: A1 – A12 and B1 – B12, with contacts B6 and B7 depopulated; or 24 contacts: A1 – A12 and B1 – B12

図:USB Full-Featured Type-C Plugコネクタのインタフェース

  • USB 2.0 Type-C Plug: 

12 contacts A1, A4, A5, A6, A7, A9, A12, B1, B4, B5, B9, and B12

14 contacts A1, A4, A5, A6, A7, A8, A9, A12, B1, B4, B5, B8, B9, and B12

14 contacts A1, A4, A5, A6, A7, A9, A12, B1, B4, B5, B6, B7, B9, and B12

16 contacts A1, A4, A5, A6, A7, A8, A9, A12, B1, B4, B5, B6, B7, B8, B9, and B12

図:USB 2.0 Type-C Plugコネクタのインタフェース

  • USB Type-C Power-Only Plug: 

9 contacts A1, A4, A5, A9, A12, B1, B4, B9, and B12

図:USB Type-C Power-Only Plug コネクタのインタフェース

2. USB認証可能なUSB Type-C Receptacleコネクタ設計

3. USB-IFが認めないType-C Receptacleコネクタ設計

4. USB-IFが認めないType-Cプラグコネクタ設計

USB Type-Cコネクタ認証取得を希望するなら、アリオンにお任せ!

アリオンはUSB-IFにより認定された第三者認証試験機関として、ケーブルやコネクタの認証取得を効率的にサポートします。開発初期や認証時に遭遇する問題に対し、開発期間の短縮、製品品質の向上、顧客満足度の改善を目指す技術サポートを総合的に提供いたします。

もし、関連する検証テストサービスについて詳しい情報をご希望の場合は、アリオンのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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