HDMI 検証およびコンサルティング

アリオンは2010年以来ソニーのHDMIテストセンター(ATC)からHDMI認定テストの実施を承認委託されています。今まで1,000以上の製品の認定取得を支援したほか、様々な技術コンサルティングを行ってきました。メーカーのHDMIテクノロジー製品テスト手順、システム、環境を確立し、テストトレーニングサービスを提供することで、御社の製品品質を向上させ、メンテナンスコストを削減し、リスク軽減をサポートしています。

HDMIは世界で最も普及しているオーディオやビデオの伝送インターフェースの1つで、家電製品だけでなく、自動車内のエンターテイメント機器にも使用されるようになってきています。ドライバや同乗者は、HDMIを介して、スマートフォン、カメラ、タブレット等のデバイスをIVIシステムやバックシートのディスプレイに接続し、写真やビデオを楽しむことができます。

HDMI試験について

HDMI規格を搭載した製品を販売する際、HDMIコンプライアンステストを実施し、合格することが求められます。ATCでのHDMIコンプライアンステストの受験が必須である場合とセルフテストが認められる場合があります。詳細はお問合せください。

HDMI対象製品

1. Sourceデバイス

DVDプレーヤー、タブレット、スマートフォン、ノートパソコン、STBなどのシグナルソースデバイス

2. Sinkデバイス

TV、モニタ、車載ディスプレイなどの表示デバイス

3. Repeaterデバイス

シグナルエクステンダー、AVレシーバー、サウンドバー、カーナビゲーションシステムなど

4. ケーブル・コネクタ

SourceデバイスとSinkデバイスを接続するときに使用される接続ケーブルとコネクタ

自動車環境において、HDMI品質は良好でなければなりません

家電産業やパソコン産業は、高品質なカスタマーエクスペリエンスを向上させる様々な商品を製造しています。車内での高画質コンテンツの送信においても、屋外の高温や車体の振動、ノイズなど、自動車システムの厳しい要件と環境問題を考慮する必要があります。

運転中、映像や音声にトラブルが発生すると大変不便ですし、手動で操作すれば、注意散漫による危険も伴います。 

 ユーザーが最も嫌がる自動車HDMIの問題 

1. HDMI接続後に画像が表示されない、またはちらつく

このような問題は、レシーバーのイコライザーの値が適切でない場合や、インピーダンスのマッチングがとれていない場合などによく発生します。

2. ディスプレイがHDMIデバイスを認識しない

EDIDデータが正しくないか、DDCバスのプルアップ抵抗や静電容量が異常である場合に、このような状況が発生する可能性があります。

適切なコンサルタントがいれば、HDMI検証環境の構築はもう難しくありません!

アリオンは、10年以上のHDMIのテスト経験があり、包括的なテストサービスを提供することができます。また、HDMIの全体像を把握するための技術トレーニングの実施や、独自のHDMIテスト環境を設置するためのコンサルティングサービスも提供しています。

設備費と人員投入費はそれほど高くありません。ぜひアリオンをご利用ください!

HDMIテスト環境の確立には、テスト機器の購入コスト、テスト機器のキャリブレーションやメンテナンスの運用コスト、およびシニアテスターの人件費などが含まれます。設置プロセスでは、経験豊富なコンサルタントが、効率的且つコスト削減可能なテスト環境の設置方法を提案します。

アリオンの強み

  • HDMI技術の包括的な理解
  • 不具合解析などを含めHDMIに関する試験をトータルでサポート
  • 試験設備の評価や設備調達、人材育成などといった技術コンサルティングを提供

アリオンのHDMIチームはお客様が自動車内のHDMI仕様のスコープを理解するためのソリューションや、また検証に対する包括的なコンサルティングを提供します。

サービスの詳細については service@allion.co.jp までお問い合わせください。