Category Archives: 生産管理・品質向上支援

工場の製造工程における品質管理(IPQC)の紹介:事例編

前回の記事では、IPQC検査の方法と標準的な手順の概要を説明しました。続いて、IPQCにおけるアリオンのQCサービスを詳しく紹介します。アリオンには、製品品質、数量、パッケージ、外観等全てが顧客の要件を満たし、製品品質の管理を効果的に改善するための一連の緻密な検査仕様と計画があり、製造開始から出荷までの製品品質を管理し、品質の信頼性を向上させることをお手伝いいたします。 アリオンによるサービスの特徴 1. ソリューションの提供と評価 検査プロセスと結果に対する即時フィードバック分析と提案評価、および検査プロセスの明確な記録を進め、プロセスの見落としを徹底的に調査し、実行可能なソリューションを提供します。 2. 包括的な検査と計画 包括的な検査を通じて、検査プロセスにおける死角の最適化と検査計画の改善を実施。また、検査終了後、最初と最後のロットを検査し品質管理を行います。 3. 品質データベースのデータ化 過去の検査内容を定量的に分析し、生産時とローンチ後に発見された問題を同時に更新・記録することで、予防策やアドバイスをリアルタイムで提供します。 4. 品質管理のシステム化 過去のIPQCプロセスデータを記録し、顧客へのフィードバックと提案を週次/月次レポートの形式で提供し、エンドカスタマーからの苦情の割合を記録することにより、定期的且つ定量的でシステマチックに製品を管理します。 以下、実際にあった4つの事例を元に、アリオンが提供するサービスについてさらに深堀りしましょう。 [...]

工場の製造工程における品質管理(IPQC)の紹介:概要編

誰しも「品質管理」という職業を聞いたことがあると存じますが、品質管理は、「品質保証(QA、Quality Assurance)」と「品質管理(QC、Quality Control)」に分かれているのはご存知ですか?工場では品質保証と品質管理をどのように区別しているのでしょうか?また、実務上何が違うのでしょうか?この記事ではグローバル企業ブランドのコンサルティングを請け負うアリオンが長年蓄積した生産ラインのQA、QCの経験を活かし、QA、QCおよび工場におけるアリオンの役割について分かりやすく解説します。 IPQCとは? IPQCはプロセス管理(InPut Process Quality Control)であり、原材料の投入から生産、製造、そして最終的には包装プロセスまでの製品の品質管理を指します。いわゆるプロセス管理には、2つの主要なポイントがあります。1つは、生産をスタートするロット毎や製品変更毎に最初の製品を確認し、製造部門の製品生産基準を策定することです。もう1つは、生産ライン製品の検査要件は、最初のサンプルの要件に従って管理する必要があることです。つまり、正式な生産時には、すべての製品が最初のサンプルの要件を満たし、且つ製品の原材料の正確さを確認してから生産を開始する必要があります。 なぜIPQCが重要なのか? IPQCの目標と役割とは? 品質は製造されたもので検査ではわかりませんが、検査によって品質を向上させることができます。その目的は、不適格な製品が製造されるのを防ぎ、同時に不適格な製品が次の加工工程に流出してしまうのを防ぐことにあります。IPQCの目的は、品質リスクが深刻化して最終的に品質事故が起こってしまうことを防ぐために、現場での検査を通じて、隠れた品質リスクを見つけて停止し、タイムリーに報告することです。ただし、IPQCは単なるチェックだけでなく、検査結果を品質向上のための情報に変換し、品質向上に向けた取り組みを行っています。 IPQC作業内容(責任)および標準検査/規定プロセス 簡単に言えば、不適格な製品が多数出現するのを防ぐため、プロセス検査は製品を検査するだけでなく、4M+1E と呼ばれるMan(人)、Machine(機器)、Material(物)、Method(方法)、Environments(環境)の各項目においても、製品の品質に影響を与える主要な要素を検査します。 実際、製品を製造する過程で起こる品質の問題は、4M+1Eの中の1つまたは複数の要素に起因する可能性があるため、プロセス検査には以下の2つの目的があります。 [...]